はじめまして、Progateの関川と申します。 本記事はProgateAdventCalendarの18日目の記事になります。
私はSoftwareEngineerチームに所属しており、主にバックエンドの開発をしています。
本記事は技術的なことではなく、コロナ情勢を機に導入されたリモートワークを経験して、リモートワークの難しさを感じつつもいいなと思った仕組みや習慣について書いていこうと思います。
技術的な記事を期待された方には申し訳ないですが、お付き合いいただけますと幸いです。
はじめに
私はリモートワークの経験がなかったので、どんなものかとワクワクしており、コミュニケーションがそこまで難しくなるとは思っておりませんでした。
いざリモートワークが始まってみると、出社していたら近くの人に様子を伺いながら気軽に相談できたことも、Slackで相談したい人の予定を確認しなければならず、相談までのハードルが高くなったように感じました。
またコミュニケーションのほとんどがテキストベースとなり、相手の感情が読みにくいなと感じることもありました。
他にも、オフィスにいた時はエンジニアチーム以外の方たちと息抜きに卓球などをしてコミュニケーションをとることができていましたが、リモートワークになりプロジェクト以外の方との接点が減ったので寂しさを感じました。
そういった中でよかったと思ったことを紹介していきたいと思います。
はぐれスクラム
はぐれスクラムとはリモートワークが始まる際にプロジェクト(Progateでのプロジェクトについての説明は@kota_223さんが書いてくださった14日の記事をご覧いただけると幸いです。)に所属していない経験の浅いエンジニア2人とベテランエンジニアの@satetsu888 さんの3人が1週間に2回集まって、各自のタスクの進捗共有や実装で悩んでいることを相談する場として設けてもらったものです。今は6人ほど集まっております。
このはぐれスクラム、何が良いかといいますと、定期でメンバーに会えるのが嬉しいです。
プロジェクトに所属していない場合、定例のミーティングなどはあまりなく、人との接点が限られてしまいますが、このスクラムのおかげでメンバーの顔を見て話せるのはよかったです。
新しく入ったメンバーもはぐれスクラムに参加し開発の雰囲気を掴めることができたのではないかなと思います。
また相談の時間も確保してもらえたのもありがたかったですし、進捗共有が早く終わり、特に相談したいことがない時はどうすればスキルアップできるかなどの雑談をできたことも楽しかったです。
感謝や褒めるレビュー
次はプルリクエストのレビューに関してです。
これはリモートワークとは関係ないかもしれませんが、画像のような褒めたり感謝したりするレビューが増えました。
良いコードに:+1:の絵文字だけコメントされている時もありますが、それだけでももらった方は嬉しいですし、そのようなコメントを見るとお互いの尊敬や思いやりを感じられていいなと思います。
プルリクエストの背景理解のためにZoom
プルリクエストのレビューに関係することでもう一つ。
これはZoomじゃなくても良いのですが、プルリクエストのレビューの際にレビューする側はわからないことがあった時に、レビューしてもらう側は伝わりにくそうなことがある時に、気軽にビデオ通話を促す雰囲気があるのはとてもいいことだなと思いました。
プルリクエストの概要には、もちろん修正に至った経緯などはまとめられていますし、実装方針も書いてあります。
しかし、国際化・多言語化などで実装が複雑なものをレビューする際に、プルリクエストに関係するドキュメントなどを読むとかなり時間がかかってしまいます。
そんな時に、レビュー依頼者にさくっと確認できると経緯の把握の時短になるので良いです。
また実装方針に関するレビューですと、比較的長文になりがちでテキストベースでやりとりするのは大変です。
伝えたい意図が間違って伝わることもあるかもしれません。そういう時でも、Zoomで共通の認識を持っていることを確認しながらレビューできるで手戻りが減って良いと思いました。
新メンバーの顔合わせ会やオンラインシャッフルランチ
エンジニアチームのメンバーが増えた際は新メンバーを含めて4人くらいで顔合わせ会が開かれます。一緒に働く人がどのような人か知れるのでとても楽しみです。
オンラインシャッフルランチは月に一度の頻度で全社員が最大4人のグループにランダムに分かれてランチを食べる会です。日頃の業務やプロジェクトで関わらないメンバーと話すことができる機会です。 他のチームのメンバーが最近どんなことをしているのかなどの近況について知れるので楽しいです。(特にペットやお子さんが現れるとほっこりします)
最後に
以上が完全に主観ですが私がリモートワークをしていて良いなとおもったものでした。
リモートワークが始まって約10ヶ月が経ち、通勤がなくなったり、地方に移住できるようになったりと働きやすくなった一方で、コミュニケーションが減ったという寂しさもありました。 今回の記事が何かのご参考になれば幸いです。
これからコロナだけでなくインフルエンザも流行する時期になりましたので、皆さん風邪を引かないようお気をつけください!
次は@sy-tencho のPythonを用いた統計分析の記事になります。お楽しみに!